2019/03/25
エクステリアプランニングのポイント-2
~ゾーニングのポイント~
ゾーニングを検討する際には、機能的にスペースを割り当てるだけでなく、各ゾーンのつながりを工夫したり、雰囲気を演出することで、住まい全体の使い勝手に加え、建物全体の雰囲気を良くすることが出来ます。特に、アプローチや駐車スペースは外部からも良く目立つため、その建物の印象を大きく左右します。多少ゆとりのある大きさで確保してからデザインに進むと、豊かな外部空間を創ることが出来ます。
◆敷地の周辺状況との関係を見る
道路や隣地との関係をチェックします。プライバシー確保の必要性に応じて、道路側と隣地側に目隠しの仕切りを検討します。また、道路側には街並みとの調和や景観にも配慮が必要です。
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◆アプローチと駐車スペースを決める
駐車スペースの位置や広さ、アプローチの取り方を決めます。前面道路の状況や敷地と道路の高低差に注意しましょう。
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◆庭の使い方を決める
建物の配置や間取りとの関係から、庭の使い方を決めます。メインガーデンやプライベートガーデン、中庭や坪庭、サービスヤードなど、性格の異なる空間をいくつか設けるとゆとりの感じられる豊かな屋外空間を作ることが出来ます。
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◆動線のつながりを検討する
ゾーン間の動線のつながりをチェックします。それぞれのゾーンが接する部分では、動線や視線を連続させるのか、いったん遮るのかなどを想定します。
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