2023/05/02
【SDGS】身近なゴミのリサイクル
「雑がみはリサイクルに出しましょう!」
・・恥ずかしながら、最近届いた行政からの案内で雑がみはリサイクルできるものなのだと知りました。そもそも雑がみとは??
SDGS、12番目の目標『つくる責任つかう責任』の中に、ターゲット(具体的な達成目標)「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」があります。この目標の達成に向けて、今回は、身近なゴミ、中でも紙類について調べてみました。
私の住む、名古屋市では現在、紙類はこのように分別がされています。
〇製紙原料にならない紙製容器包装・・カップ麺、ヨーグルト・アイスの容器など
〇製紙原料になる紙製容器包装・・菓子箱などの空き箱、紙袋など
〇製紙原料になる雑がみ・・メモ用紙、値札、トイレットペーパーの芯
<現状>
可燃ゴミの中に再利用できる紙類が多く捨てられており、中でも、雑がみが多く捨てられているようです。名古屋市によると、現在、可燃ごみとして捨てられている資源化可能な紙類のうち約45%が雑がみなのだそうです。
<なぜ、紙類を分別する必要があるの?>
リサイクル可能な雑紙はリサイクルすることで資源を有効利用することに繋がりますし、
最終処理所(埋め立て地)があと20年で満杯になりゴミを埋め立てできなくなるため、ゴミは減さなければなりません。
<紙の再利用は本当にエコなのか?>
紙にも品種があり、その種類によってリサイクルの工程は異なりますが、元々紙はすべて木材(パルプ)から作られており、不要な紙を捨てるのは森林資源を浪費すること。リサイクルすれば、一度使われた原料を原料とするので資源の有効活用に繋がります。
<雑がみリサイクルの問題点と課題>
雑がみをリサイクルする過程で問題なのは、混入してはいけない(処理しきれない)雑紙が入ってしまうと十分な製品にならないため、処理前にしっかりと分別する必要があるのです。
<これから私ができること>
まずは、雑がみをしっかりと分別するために、リサイクルできる雑がみとリサイクルできない雑がみの表をゴミ箱付近に掲示して分別することだと思っています。
紙を捨てる際、この紙は?とひと手間ですが考えること、ひとりひとりが行動することで周りが変わり、この先の未来が変わるはず!と信じて行動していきたいと思います。
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