2023/07/04
【SDGs】雨水を暮らしに活かそう
今回のテーマは雨水タンクです。
SDGsという言葉が普及してきて、今年のエクステリアの展示会でも展示されていました。
雨水タンクとは、名前の通り、雨水を集めて再利用するためのタンクです。
屋根に降った雨水を、雨樋を通して貯めていきます。
雨水タンクは節水にも繋がり、水道を使用する際に発生するCO2の排出量も抑えてくれるので環境保護にも繋がります。年々、記録的な集中豪雨などが増えてきていますが、雨水を貯留する仕組みがあれば大量の降雨があっても河川の増水を抑制し、渇水になった際にはそこから水を供給できます。
しかし、なかなか雨水タンクを家に設置しようと思う方は少ないのではないでしょうか。
以外にも、一般家庭でも活躍できるタイミングはあるのです。
雨水は何に再利用できるか・・・
洗車や植物への水遣り、掃除など、夏は水打ちやバーベキュー後のコンロを洗う際にも利用できます。畑やガーデニングが趣味の方には特に活躍できると思います。
また、災害時の備蓄水としても、微力かもしれませんが利用できます。実際、お風呂のお湯を貯めておくのも難しかったりしますので、少しでも備蓄があるのとないのでは安心感が違いますね。
見た目が…と思う方もみえるかも知れませんが、今はデザインパネルなどの景観に配慮した商品もあったりします。
住宅に設置する雨水タンクの容量は、50リットルほどの小さなものから、500リットル程度のものが主流で、中には1000リットルという大型の製品も販売されています。
参考画像:四国化成
環境にやさしく、節水にもつながるため、きっとメリットがある方もいらっしゃると思います。今は自治体で補助金が出るところもありますので、よく外で水を使用される方は一度後検討されてみてはいかがでしょうか?
参考URL
名古屋市補助金
雨水流出抑制施設設置への助成制度について | 名古屋市上下水道局 (city.nagoya.jp)
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