2019/03/19
エクステリアのプランニング
エクステリアのプランニングでは、デザインを考える前に、使い勝手や暮らしやすさに関わる〝機能性〟に配慮する事がとても重要です。
●住宅の建築場所が決まったら、まず隣地境界を考えましょう。
隣地との高低差は・・・ブロック積みやRC擁壁による土留め? 法面にして地被植物を植栽?
プライバシーを守るには・・・目隠しフェンス? 生垣? ブロックやレンガ積み?
●道路から玄関までのアプローチは、毎日家族が通る場所です。雨の日にも通りやすいよう、滑りにくい舗装材を選びましょう。また、使用する舗装材でそのイメージは大きく変わります。
・アプローチを一直線ではなく曲線にすれば、リズミカルでカジュアルなイメージに
・タイル貼りで直線的なアプローチにすれば、端整でかしこまったイメージに
・自然石を敷き詰めれば、威厳があり、立派なイメージに
●サービスヤード(洗濯干し場や自転車置場、ゴミ置場、物置)
エクステリアでは、メインとなる場所では無く、家の裏側や通りから目立たない場所に設けるものですが、利用頻度の高い場所でもあります。使い勝手と管理のしやすさが重要で、見た目にさっぱりするとともに清潔なイメージを保ちましょう。立水栓や足洗い場があると便利です。
●メインガーデンは、家族で楽しむ『戸外での我が家』です。
建物に当てはめると、
客間・・・・・庭では眺めて楽しむスペース
居間・・・・・庭では使って楽しむ空間。ウッドデッキやテラス、芝張りのスペース
ダイニング ・・・庭では、菜園、花壇などを楽しむスペース
各々の使い勝手や動線を考慮し、デザインを楽しみましょう。
前の記事 : エクステリアのデザイン
次の記事 : エクステリアプランニングの必要性